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XdomainでWordPressのアドレスを独自ドメインに移行する方法(移行編)

前回の「XdomainでWordPressのアドレスを独自ドメインに移行する方法(下準備編)」からの続きです

ワードプレスの移行手順

前回の記事で既存のブログのバックアップを取得しました。今回はバックアップしたデータを新環境にリストアしていきます。

リストアする手順は以下の通りです。

1.新環境のMY SQLの接続情報を取得

2.バックアップしたファイルからMY SQLの接続情報を新環境のものに書き換え

3.新環境に旧コンテンツをコピー

4.新環境のMY SQLにデータをインポート

5.新環境にインポートしたMY SQLのデータをツールを使って新ドメインに一括置換

6.旧ドメインを新ドメインにリダイレクト

大まかな流れは上記の通りです。

新環境のMY SQLの接続情報を取得

MY SQLのデータを移行するためには、新環境のMY SQLの接続情報を「wp-config.php」ファイルから取得する必要があります。

新環境の接続情報を取得し、バックアップした既存の「wp-config.php」の接続情報を書き換えることで、新環境に接続ができるようになります。

新環境のMY SQLの接続情報を取得するために 以前の記事の「2」で構築した新環境のWordPerss環境にFTP接続し、「wp-config.php」というファイルをダウンロードします。

ダウンロードをした「wp-config.php」ファイルをUnEditorなどのエディタツールでファイルを開きます。

27行目以降にMY SQLの設定値が書いてありますので「データベース名」と「ユーザー名」「パスワード」をメモしておきます。

バックアップした「wp-config.php」の接続情報を書き換え

旧サイトからバックアップした「wp-config.php」ファイルを開き、27行目以降の接続情報を新しいサーバの接続情報に書き換えます。

「wp-config.php」の27行目移行のデータベース情報を書き換えます。

コンテンツを新環境にコピー

FTPでバックアップし、MY SQLの接続情報を書き換えたコンテンツを新環境にFTPでアップします。

FTPでアップロードをする前に、新環境にあるファイルはすべて削除をしておくとよいかもしれません。もし、すべて削除ができなかった場合は、ファイルをコピーすると「上書きしますか?」と聞いてくると思うので、すべて「はい」を選択します。

また、ファイルによってはアップロードができないファイルもあるかもしれませんが、その場合は無視して進めます。

ファイルのアップロードには小一時間ほどかかると思いますので、お茶でも飲んで待ちましょう。

新環境のMY SQLにデータをインポート

バックアップをしたMY SQLのデータを新環境のMY SQLにインポートしていきます。

インポートにはバックアップと同様にMY SQLのインポート機能を使います。

XドメインのWordPressの管理画面から新ドメインの「設定」をクリック

データベース管理の項目から「phpMyAdminへのログイン」をクリック

左側のメニューから新環境のデータベースをクリックし、上部のインポートタブをクリック。「ファイルを選択」ボタンをクリックし、インポートするファイル(バックアップをしたファイル)を選択し、右下の実行をクリック

インポートされたデータ数が旧環境でバックアップしたデータ数と同じであれば、インポートは成功です。

新環境のMY SQLのデータを一括置換

インポートをしたMY SQLのデータにはDBの中に旧URLが存在します。これを書き新環境のURL換えないといけません。

データの置換には「earch and Replace for WordPress Databases Script」というツールを使います。

尚、私の環境では最新版の3.10ではうまく動きませんでした。

以前のリリース版である2.1.0ではうまく動きましたので、3.10が動かない方は2.1で試してみるとよいと思います。

3.10、2.1.0の使い方はそれぞれ以下のブログで紹介されていますので割愛します。

3.10 こじ3

2.1.0 WEBCRE.ARCHIVE

URLの置換が終われば、新環境でブログが閲覧できるはずです。

尚、私の場合は、ブログ本体は移行されているものの、管理画面にアクセスをしようとすると、旧ドメインの管理画面にリダイレクトをされてしまいました。

原因をネットで調べていると、MY SQLのデータのsiteurlという項目に旧ドメインが残っているとこのような挙動になるということでしたので調べてみると、siteurlの項目に旧ドメインが残ってました。

この項目を書き換えると新ドメインの管理画面にアクセスができるようになりました。

siteurlの書き換え方は以下の通りです。

・Xドメインの管理画面からphpMyAdminにアクセス。

・左側のメニューから「wp-options」をクリックし、上部の「表示」をクリック

・siteurlとhomeを確認し、設定値が旧URLになっていれば、新ドメインのURLに変更

また、管理画面にアクセスする場合には、IDとパスワードは旧環境のIDとパスワードを使ってください。(DBに格納されているIDとパスワードは旧環境のままの為)

新環境で記事と管理画面へのアクセスを確認し、問題がなさそうであれば、移行が完了してますので、旧サイトからリダイレクトをかけましょう。

旧サイトからリダイレクトをかける

新サイトへ移行が完了していれば、旧サイトからリダイレクトをかけましょう。

301リダイレクトをかけるのですが、301リダイレクトの意味合いや、やり方はgoogleで検索をすると出てきます。

ここでは簡単なXドメインの管理画面からの設定方法を紹介します。

旧ドメインのXドメインのWordPressの設定画面から「.htaccess」ボタンをクリック

一番下に以下の文字を入力し保存

Redirect 301 / 新サイトのURL/

上記設定後、古いURLにアクセスをした際に新しいURLにリダイレクトされるか核にしてください。

正しくリダイレクトされれば、移行は完了です。